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タイの歴史

現在タイ王国がある肥沃な大地には、これまで4つの王朝が建設され、独自の文化が育まれてきました。
現在の地にタイ族の国家が誕生したのは、13世紀頃。それまでは、マレー人、クメール人を含むいくつかの民族がそれぞれの国をつくっていたとされています。
その中には、仏教を中心とする高度な文化をもった民族もいたようです。また、クメール人がタイ全土を支配していた時代もありました。その結果、現在のタイにも、クメール美術や言語、宗教の影響をもたらしています。

13-14世紀になると、メコン川流域の小国家がまとまり、タイ民族初の統一国家であるスコータイ王朝(1238-1438)が建設されました。
スコータイ王朝建国より少し後に、北部の方では、ランナータイ王朝(1296-1558)が建設されます。
そして1351年、のちに400年続き一大王朝となったアユタヤ王朝(1351-1767)が誕生します。
アユタヤ王朝の初期は、クメールやチェンマイ、ビルマ(現ミャンマー)に侵略されるなど、平穏なものではなかったようです。
一方で、中国、インド、西欧諸国、日本などと交易を行い、国際商業都市として栄えました。しかし、1767年4月7日、ビルマによる総攻撃を受け、一夜にして陥落し、仏典、寺院、仏像などの文化遺産はほとんど破壊されます。]
その後、アユタヤの将軍だったプラヤー・タクシン将軍によりトンブリー王朝(1767-1782)が興されますが、建国後すぐにクーデターにあいます。そのクーデターの中心人物、チャオ・プラヤー・チャクリー(後にラーマ1世となる)によって、チャクリー(ラタナコーン)王朝が建国されました。
ラーマ1世は、アユタヤ王朝時代のビルマによる侵略によって失われたタイ文化の復興と国内整備に力を注ぎ、近代国家としての基礎をつくり上げました。
そして、絶対君主制に反対するラーマ7世によりクーデターが起こされ、現在の立憲君主制への道が切り開かれました。

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